私は23年12月からインド株式へのインデックス投資を準メインにするようにしています。これまではS&P500など人気も高く割と安定的で、手数料も安い銘柄を中心に積み立て投資を進めてきました。
この投資を続けてきた甲斐もあり、資産が大分積み上げることができましたので、もう少しチャレンジングな投資を行うことで、よりリターンの高い銘柄への投資を行って行こうと考えるようになりました。また、米国株も当然投資対象としては魅力なのですが、過熱感もあるように感じており、より上がっていく可能性が高い銘柄に投資を振り向けたいと考えるようになりました。
とはいえこれまで積み上げてきた銘柄を売却するわけではなく持ち続け、積立額は減らしたものの毎月の積み立ても継続しています。
ではよりリターンが高く、上がっていく可能性が高い投資先はどこなのかと考えた結果、目をつけたのがインド株式でした。
考えれば考えるほどこれから上がっていく要素しかないように感じています。大きく3つその要素を書いていきます。
①巨大な人口
2023年インドの人口が世界一になったというニュースが話題になりました。14億人以上が一つの国に存在しているというとてつもないポテンシャルを持った国です。中国は人口減少期に入ってしまいましたがインドの場合はこれからまだまだ増え続けて、ピークには17億人近くになるそうです。これはすごい。
インドは人口ボーナス期(生産年齢人口(15歳~64歳)がそれ以外の人口の2倍以上ある期間)にあり、景気拡大が期待されています。この人口ボーナス期は2032年まで続くそうです。日本も中国も人口ボーナス期には高い経済成長を成し遂げて株価も上昇基調を見せていました。
この巨大な人口は消費市場としての潜在力が非常に高く、中産階級の増加により、消費財、サービス、インフラなどの需要が急増していくと思われます。
②急速な経済成長
経済の多様化と近代化が進んでおり、GDP成長率が安定して高い水準を維持しています。以前、ニュースで名目GDPにおいて2025年にインドが日本を逆転し世界第4位になるという予測が話題となりました。27年にはドイツも抜いて世界3位になるとも予測されているそうです。2050年には世界第2位になるという調査レポートまであります。
世界経済の成長を牽引してきた中国の勢いに陰りが見えてきましたし、ここ数年は米中の摩擦も激しさを見せています。中国に変わってインドが世界の生産拠点となり、世界経済の成長を牽引していくものと考えております。
③IT産業の成長
インドはIT産業で世界的に有名です。私も仕事でインド系の人と接する機会がありましたが、驚くほどに優秀です。こんな画期的なアイデアある商品を世に出すのだと驚いた経験があります。そんなインドにはIT界の雄であるAmazonもGoogleもインドへの投資を表明しています。
インドにある都市バンガロールは「インドのシリコンバレー」として知られ、ソフトウェア開発、ITサービス、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)などの分野で成長を続けています。デジタルトランスフォーメーションやAI、ブロックチェーンといった先端技術への投資も積極的です。
インドとアメリカの時差が12時間のためアメリカで仕事が終わるタイミングでインドへ発注するとアメリカで寝ているうちに納品されるという24時間稼働を可能にするというのも有名な話ですね。
未発達であるインフラへの投資が加速することやインド式の教育、軍事面の強化など理由を上げていくと枚挙に暇がありません。逆にインドが成長しない理由を上げようとしても思いつきません。カースト制度とかパキスタンとの紛争?
インドに一度旅行に行ったことがありますが、街の不衛生さに唖然としたことはあります。しかし裏を返せば発展の余地が大いにあるということだと思います。
人口増加、GDP増加、ITの強さなどの理由から私はインド株式へのインデックス投信をメインの一つとすることを決めました。毎月の積立額としてはインドが7万円で、アメリカが10万円です。

そして今は上の画像のような状況で、大きなマイナスです。マイナスだからといって損切るするようなことはしません。いつか大きな花を咲かせてくれると信じて積み立て&保有し続けたいと思います。
この投資が成功するかは数年後にわかると思いますので、資産の状況については定期的にレビューしていきたいと思います。
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